「伊藤畜産」鳥取県鳥取市
今回は、鳥取県へ伊藤畜産さんの「夏日牛」を撮影をしに行ってきました。そこで知った夏日さん(牧場主)の想いが素敵だったので、シェアさせてください。
「夏日牛」とは?
夏日牛は、伊藤畜産さんが販売するお母さん牛(経産牛)のブランドです。
一般的な黒毛和牛は、出産を経験したことがない2-3歳くらいの牛さんのお肉が流通されています。
それに対して「夏日牛」は、牧場で何度も出産を経験したお母さん牛のお肉です。通常、役割を終えたお母さん牛はミンチ肉などとして流通してしまいます。
しかし多くの牛を産み、牧場で頑張ってくれたお母さん牛を“最後まで特別な存在として届けたい”という夏日さん(牧場主)の想いから、再肥育期間を設けることでお母さん牛の美味しさを引き出すことに成功。そうして生まれたブランドが「夏日牛」です。つまり「夏日牛」は、牧場で長い時間を共に過ごしてきた、夏日さんにとって大切なお母さん牛たちなんですね。
そんな夏日さんとお母さん牛達を撮影をしてきました。
▼夏日さん
撮影風景
今日から出張!東京に1泊します。明日は鳥取へ。楽しみ✨いつも以上に荷物がいっぱいだ。
— あかっぷる|家畜写真家🐮🐷 (@akapple29) July 8, 2020
飛行機が揺れませんように…🙏
鳥取に到着したその日は、早速牛さんを撮影!放牧地へ案内してもらいました。警戒心がなく良い子たち。いつも一緒に移動していて、仲良しさんでした。撮影した写真は「夏日牛」として販売するお肉のHP等に使用するということだったので、私らしい写真というよりは遠景多め、トーンも先方のイメージに沿って編集しました。
▼私らしい写真もちょぴっと撮影!
今日1日、奇跡的な晴れに恵まれ無事撮影終了!よかったーっ!美味しいものたくさんいただいて、良い1日でした✨
— あかっぷる|家畜写真家🐮🐷 (@akapple29) July 9, 2020
宿に着いて最初にすることは、ハードディスクにデータを移すこと。データ命。それが終わったら温泉で疲れを癒します♨️ pic.twitter.com/Ag28mC1nma
翌日は、お肉のブツ撮りでした。夏日牛らしく、放牧地に生えている植物とお肉を一緒に撮影したい!ということだったので、まずは植物採取から開始。改めてこうやって採取してみると、いろんな葉っぱやお花が生えているんだな〜と実感しました。
▼放牧地に生えていたお花
▼お花とローストビーフ
おいしいのにやさしい、やさしいからおいしい
ブツ撮りを終えた後にお肉を食べさせていただいたんですが、とってもとっても美味しかった…!特に個人的に気に入ったのはローストビーフと焼肉。ローストビーフは「たたき」という表現を使うとイメージが湧きやすいかもしれません。とにかくこんなローストビーフは初めて…!と感動。下記の動画では、たたき風に生の玉ねぎを下にしいてお醤油でいただきましたっ。
あと個人的には焼肉の食感がすごく好き。あっさりとした脂のお肉に食感をプラスした感じ(語彙力がないのが悔やまれる)。夏日牛全般的に、脂があっさりしているのでくどくなく、胃もたれせずに食べられる優しいお肉なのです。あ〜思い出すだけでまた食べたくなる…!伝わりますか!?牛肉が苦手でも、夏日牛なら食べれる人もいるそうです。
今日はお肉のブツ撮り日。無事終了し、東京着。明日の午前中の便で北海道へ帰ります!
— あかっぷる|家畜写真家🐮🐷 (@akapple29) July 10, 2020
20歳の牛さんのお肉を初めて食べたけど、衝撃的に美味しかった。経産牛が硬いなんて、本当に嘘。20年間も一緒にいた牛さんだったんだな。大切で貴重なお肉をいただきました。ありがとうございます🙏#夏日牛
動画でも夏日牛について紹介しているので、興味がある方は是非みてみてください。ちなみに年中販売しているわけではないので、ご注意を!次回の販売予定は12月です。HPをチェックしてみてね!
▲夏日牛について語ったよ
年末のすき焼きにも良し、贈り物にも良し。
経済面的に我が家では、食卓に牛肉がしょっちゅう登場するわけではないのですが、年末はちょっぴり贅沢してすき焼き食べたいなぁ…(ヨダレ)終わりっ。
▼公式ホームページ
夏日牛 公式HP
▼オンラインショップ
夏日牛 | 集まる理由になるお肉