家畜写真家 〜Special Talk Live in 中標津〜
家畜写真家 〜Special Talk Live in 中標津〜
どうも。あかっぷるです。
先日、中標津のushiyadoさんで行われたトークライブ。
無事、終わりました。
約20名の方々にご参加いただき、感謝でいっぱいです。
お越しいただいた方々、本当にありがとうございます。
しかも、以前のブログにも登場した福田さんからはお花までいただき、牛大好きさやかさんからは牛グッズとポストカードをいただきました。
本当、泣きそうや。。うるうる
札幌外初の単独トークイベント
そんな札幌外初の単独トークイベント。今回は色々な感想と意見をいただき、大変貴重な機会となりました。
実は、私道東にお知り合いが誰もいなく、ほとんどが初めましての方々でした。
しかも大半が農業関係の方々。
ここで、打ち明けます。
かなり、もうかなりの緊張とプレッシャーと不安とで、どうしようかと思いました。。
本当に。
場を和ませようと最初にトークを考えていたはずなんですが、そんなもんはすっ飛んでしまいました。。。
そんな感じで緊張しながらトークライブが始まったわけですが、道東の皆様が温かいこと温かいこと。。
喋っていて思うのが、反応があるってすごく嬉しいんですよ。
こんな私の話をうなづいたり、時には笑ったり、首を傾げたり、涙を流したりして聞いてくださったことに、大変救われました。
本当に話しやすい雰囲気でした。
ありがとうございます。
反省点
そして、色々な意見と質問とをいただいて、あかっぷるは反省点が浮かびました。
家畜写真家って、本当に農家さんありきなので、すごく農家さんがどう感じるのかが気になってしまって。
トークライブが終わってから、マネージャーと反省会をしたんですが、、、
普段喋れてること、喋れてなかったよ?
・・・
それからまた一人で考えたところ、多分農家さんが家畜写真家に何を求めているのかとか、どう思っているのかとかを気にしすぎたあまり、答え方が曖昧になってしまっていたんだということに気がつきました。
それで、すごく反省。
多分、来てくれた方は私の意見を聞きに来てくださっていて、もっとはっきりと意見を言うべきだったって思いました。
本当、これ私の悪いところ。
英語だと物怖じしないのに、日本語だとすぐ物怖じする。。。
でもそんな私のことを暖かく見守ってくれる皆様を見て、本当にありがたい。
そして、自分もっとしっかりしろ。と思いました。
多分ね、来てくださった方々はまだまだだなぁと思われた方も多いと思うんです。
私が農家さんの立場だったら、色々と思うことはあると思うんです。
だから本当に感謝しかないし、頑張ろうってまた思えました。
もっともっと自分で落とし込んで、自信を持って誰にでも喋れるようになろう。
改めて私の想い
私が家畜写真家としての使命だと思っているのは、あくまで入り口にすぎません。
家畜動物や畜産に興味を持ってもらう入り口を開く役割。
「食」がどのようにして出来ているのか、最後まで知ってほしいと言う気持ちはもちろんあります。
でも私が全てを伝えるのは難しいと思っています。
なぜなら、写真や口で伝えるよりも体験をしたほうがいいと思っているからです。
例え写真で全てを見たとしても、体験するのと写真を見るのでは感じ方も違うと思います。
私は鶏の屠畜を経験しました。その時の体験は、本当にやってよかったと思っています。
でも、その写真を振り返って見る勇気がありません。
例え事実ではあっても、体験と見るだけでは当事者の受け取り方が全然違うと思います。
だから興味さえ引くことができれば、その先は牧場体験へ繋げるなり、と畜場見学へ繋げるなり、自分の目で五感で感じてほしいんです。
とにかく興味を引く写真を撮るのが私が優先するべきことで、写真で伝えるというよりは興味を引く手段が写真。
現に、カチク写真展には一般の人がふらっと入ってきてくれました。
そこでどれほど興味を持ってくれたのかはわからないのですが、体験してみたい!と思う方が増えるような写真展を開いていきたいなと思います。
イメージとしては、農家さんや市場、と畜場、団体などと連携して最終的に伝えていけたらなぁという感じです。
あー、ちゃんとトークライブ時に喋れなかったことを猛反省。。
なんだか、反省になってしまいましたが、最後の交流会では牛好き女子トークに花を咲かせて、とっても楽しい時間を過ごせました。
ずっと会いたい!と思っていてやっと会えたので、もう嬉しくって嬉しくって。
あっという間に時間は過ぎてしまいました。
本当にお越しいただいた方々、お忙しい中お時間をいただきありがとうございました。
あかっぷる、成長します。