どうも!あかっぷるです。

先日、執筆のお仕事をいただき、原稿を下ろしたところプロに褒められてとっても嬉しかったので、

今日は調子に乗って真面目に文章を書いてみようと思いますっ!笑

 

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今回は、全力で「とかち村上牧場」さんのレポートをしようと思う。

上士幌町と足寄町を跨ぐ「とかち村上牧場」さんには、昨年の夏、今年の春、そして今回と3回目の来訪。

従業員さんの仕事風景を撮影するため、牧場の1日に密着してきた。

 

副代表の村上智也さんに初めて会ったのは昨年の夏。

クラウドファンディングに支援して頂き、そのリターンとして撮影に訪れた。

 

第一印象はやや怖め。徐々に話を聞いていくと、その印象はガラリと一転。

牛やガジェットに関して、なんとも楽しそうに話す笑顔に安心した。

 

当時のイメージはとにかく最先端。

事務所であるプレハブには、ドローンやVR、360度カメラなど最新機器が次々と並ぶ。

 

耳には常にワイヤレスイヤホン。

そこから聞こえてくるのは現場の従業員とのやりとりだ。

その姿には、牧場とは思えぬ格好良さがある。

 

また村上さんの思考からか、牧場もFarmnote colorなどの最新技術を導入している。

 

(Farmnote color:クラウドと人工知能を活用して、牛の飼養管理を実現するウェアラブルデバイス)

これを導入することで、人が管理しなくとも発情や疾病兆候などの異常牛を見つけることができる。

 

 

 

そんな「とかち村上牧場」には2パターンの搾乳方法がある。

 

1つはパーラー方式だ。

 

パーラーでは、主にベトナム人やカンボジア人が出稼ぎに働きに来ている。

外国人労働者がいる牧場とはどんなものかと思っていたが、真面目で良く働いている印象だ。

他の日本人スタッフとも言葉を超えてコミュニケーションを取り、和やかなムードであった。

 

ここで感じたことは、効率化。

見ていると、実にスピーディに搾乳は進む。

私が撮影した時にはまだ日が浅いスタッフも数人いたが、新人とは思えぬほどテキパキと仕事をこなしていた。

搾乳をしているとエリアリーダーに声をかけられ、何人か途中で抜けて行く。

 

生まれた子牛を迎えに行くのだ。

実に素晴らしい連携プレー。

設置してあるカメラにより、離れた牛舎であっても常にモニターで確認することができる。

 

 

2つ目は繋ぎ牛舎での搾乳だ。

 

ここでは、パーラーと打って変わって1スタッフが1棟の牛舎を担当する。

約50頭近くいる牛達を一人で搾乳するのだ。

 

実はこの繋ぎ牛舎、以前はロータリーパーラーだった。

しかし、やってみて「人も牛も消耗する」と気がつき、思い切ってロータリーパーラーを辞めた。

 

その代わりに新設されたのが繋ぎ牛舎だ。

元々は牛の管理がしやすいという理由で「繋ぎ」という選択をとったが、現在では人材育成に力を入れている。

 

繋ぎ牛舎のスタッフに話を聞いてきた。

そこで働く人はパーラーとは異なり酪農家の息子新規就農希望者など、今後の日本の畜産業界を担うであろう貴重な人材だった。

 

繋ぎでは毎日同じ牛を2度搾乳するため、牛と人との信頼関係が生まれる。

パーラーで見た搾乳とはまるで違う、牛と人とのコミュニケーションの場のように見えた。

 

 

村上さんの想いを憶測すると、

「効率良く牧場運営をする中で、人材育成に力を注ぎたい。」

というところだろうか。

 

人材育成に関しては、力を惜しまない印象だ。

「少しでも業界へ携わる人を増やしたい。」という村上さん。

当牧場で働いた先には、最終的に独り立ちしてほしいという想いが見える。

 

最近では、大学生の受け入れやインターンシップなどを積極的に受け入れている。

もちろん施設も整っており、私が宿泊した女子寮はなんと、窓から牛が見える部屋だ。

 

将来的には農泊も考えているとのことで、「とかち村上牧場」を目当てに上士幌町まで来る人が出るのは近いかもしれない。

 

私も家畜写真家として、畜産業界への興味付けに貢献したいと思っている。

この想いを共有することができ、とてもいい時間を過ごすことができた。

 

今後は6次化も視野に入れて動いている「とかち村上牧場」

 

その計画を聞いたが、非常に面白い。

是非、実現してほしいものだ。

今後の動向に注目しつつ、私もお手伝いをしていきたいと思う。

 

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関連サイト:とかち村上牧場|新規就農サポートや大規模な酪農経営の事なら十勝北部の町、上士幌町のとかち村上牧場へ

 

執筆:家畜写真家AKAPPLE

写真:家畜写真家AKAPPLE