
ニュージーランドを振り返る vol.2 農業祭A&Pshow編

ニュージーランドを振り返る vol.2 農業祭A&Pshow編
結婚式が終わり、両家の家族、そして今回結婚式のビデオグラファー兼カメラマンとして付き添ってくれた今田が帰り、いきなり旦那と2人に。
あ、ちなみに旦那=マネージャーでございます。(以下マネージャー)
大人数での旅行が久しぶりだった&私以外誰も英語が喋れなかったということもあり、少し疲れましたが、とっても楽しかったので◎!!
1日休養を挟み、南島最大の都市のクライストチャーチを観光。
ここに私は数ヶ月住んでいたので、とっても懐かしく故郷に帰ってきた気分で幸せでした。
▼クライストチャーチの様子 家畜写真家AKAPPLEチャンネル
カンタベリー農業祭A&Pshowへ!
そして、クライストチャーチに滞在した1番の目的!!
農業祭A&Pshow(Agricultural and Pastoral Show)に行ってきました〜!
A&Pshow自体は各地で開かれているのですが、カンタベリーで行われるshowは南島最大!
毎年10万人もの人が訪れるようですが、私はA&Pshowに行くのは初めてだったので、どんな感じか全然わからずとりあえず参加!
場所も曖昧でしたが、GoogleMapで検索するとバッチリ出てきました…!
▼雰囲気は動画で見てね!!家畜写真家AKAPPLEチャンネル
参加費が1日28NZDかかるので少々高めですが、牛マニアの私はどんなところに行くよりも楽しいのではないか!?というくらい興奮\\\\٩( ‘ω’ )و ////
会場内に色々エリアが分かれており、通路にはぎっしりの出店。
トラクターが大量に展示されていたり、子供の遊び場(かなりでかい、楽しそう)、シープドックショー、羊の毛刈り、馬術、レアブリード、ステージエリアなど様々でした。
あとは動物の品評会が行われていて、牛、鶏、アルパカ、羊、山羊などの順位付けがされておりました。(私が一番見たかったやつ!牛!)
品評会にでる動物たちがいる繋留場は一般客も入ることができ、間近で動物たちを見ることができます。(牛さんは品評会が終わった3日目のみ開放)
見たことのない品種がたくさんいるので、動物マニアは楽しい…!!約7千頭の動物が集まっているとか。
ニュージーランドのA&Pshowにきたよー!共進会を見学中。
雄牛も出てるよー!
この品種は肉牛のリムーザン。#農業祭 #ニュージーランド pic.twitter.com/gd70kRQZ3n— 家畜写真家AKAPPLE (@akapple29) November 12, 2019
▼牛好きによる牛好きのためのカウコレクション!!w (たくさんの品種をご紹介)家畜写真家AKAPPLEチャンネル
一部、動物と触れ合えるエリアも!来る人たちは動物好きが多いのか、ここのエリアだけ早朝にもかかわらずとっても賑わっておりました!
ちなみに5年前にニュージーランドにきた時は、小学校のグラウンドで子供たちが動物たちをひく、ミニ品評会なども見学させてもらいました。子供、動物ともに仮装していて可愛い〜!
▼小学校の様子
感想
日本ではないかなり大きい農業祭。
印象としては、畜産との距離感がめちゃめちゃ近い。
さすが農業大国って感じです。
そして、10万人もの人が来るということから言えるように、国民が農業に対して身近で、理解があるんだろうな〜と思いました。
やっぱり、理解してもらうことって身近であることだと思うんです。
「やってないからわからない、経験していない人にはわからない」
と言いがちですが、それは端から諦めているのであって、わからないのが当たり前だけど、理解してもらうために発信をしたり、経験をしたり、伝える努力をするんじゃないでしょうか。
やっぱり、日本の畜産は閉鎖的すぎる。
消費者と生産者の間にいる私からすると、5年前の私には畜産の世界のことなんてこれっぽっちもわからなかったし、足を踏み入れるきっかけもなかったし、職業の選択肢にもなかった。
ただ、興味はあったので農業やってみたいなぁ…と言うと周りから3Kだから辞めといた方が…と言われ、ただただ辛そうなイメージがあった。
でも少し業界を見てみたら、辛いだけじゃない良さがあった!!!
このA&Pshowも防疫面など、家畜動物をこんなにたくさん1つの場所に集めて3日間も開催されるのだから、色々な障壁はあったはず。
それでもその壁を乗り越えて現在、一般のお客さんと農業を結びつける毎年恒例のイベントとなっているのです。
こんなイベントが日本でもあったら良いなと私は思います。
全国和牛能力共進会とかは、少し近いのかなぁ?私はまだ行ったことがないので行ってみたいです。一般のお客さんは「お肉」をメインに足を運んでいるようですが。
きっかけはなんでも良い!きっとA&Pshowだって子供の遊具を目当てに来ている人はたくさんいるはず!!
日本でも共進会って各地で開かれているのだから、それを利用して地域の人たちと繋がれるようなイベントにしたらどうだろう?(帯広とかは少し出店も出てたけど)
せっかく仲間同士では切磋琢磨で良いイベントとして開催しているのだから、一般の人がピクニックがてら年1で行くようなイベントになっても良いと思う。どうなんでしょう?!詳しい方々!?
今流行のテントとか貼ったりしたら、絶対楽しいけどなぁ!!
そんなイベント、やりたいなぁ〜!
終わり。