
オーストラリアを振り返るvol.4 初養鶏場でお仕事

オーストラリアWWOOF4箇所目は養鶏場。これまで酪農家さんや畜産農家さんのところでWWOOFをさせてもらったことはあったけど、養鶏場さんでお手伝いをさせてもらったことがなかったため、放牧をしている養鶏場さんへ行ってきました。ホストが日本人の奥様とオージー(オーストラリア人)の旦那様だったので、子供がルー大島のようでした。笑
▲放牧の養鶏場でWWOOF in オーストラリア
卵を生む瞬間
「鶏が卵を生む瞬間を見て、養鶏家になりました!」という方に会ったことがあったので、いつかその瞬間を私も見てみたいと思っていました。今回はそのいい機会だったので、朝から鶏さんを張り込むことに。この子なんか怪しいなぁ…と思い、ある1羽を見張っていました。すると、なんと1発で卵を産んでくれたのです…!!卵を生む時って、鶏さんも集中しているんですよね。じーっと集中して踏ん張ってると、そのうち力む瞬間が訪れると同時に卵が生まれてくるのです〜!!!生みたての卵はまだ濡れていて薄い膜で守られています。この膜があることで中に悪いものが入らないように守られており、日持ちがするらしいです。スーパーの卵などは、1度洗っているのでこの膜がなくなってしまっています。
▲鶏が卵を生む瞬間をカメラで捉えた!
鶏が卵を生む瞬間を見たことがある人はどれくらいいるんだろう?
— あかっぷる|家畜写真家🐮🐷 (@akapple29) April 17, 2020
日々食べている卵が、誕生する瞬間🥚
あの小さな体に対して、卵ってすごく大きい。
だから鶏さんも生む時必死なんだ🐓
この瞬間を見て、感動し、養鶏をしたい!と始めた農家さんもいるよ👩🌾👨🌾 pic.twitter.com/xP8fxyT8yA
お手伝い
養鶏場さんの毎日のルーティンもお手伝いをさせていただきました。朝は鶏さんの餌チェックから始まり、鶏を守っている犬「ガーディアンドッグ」にもご飯をあげます。そこから鶏さんの寝床へ行き(時に突かれながら)卵を集めます。集めた卵は、“汚いもののみ”ウォッシングマシーンで洗います。それを終えると、機械を使って重さを測り、重さごとにトレイにパッキングをしていきます。その際、卵の中の状態も透かしてチェックをしていました。卵は飲食店さんにおろしたり、ファーマーズマーケットなどで出店しているようです。
▲放牧養鶏場でお手伝い(WWOOF) オーストラリア
最後に
鶏さんも歳をとると卵を産まなくなります(通常1日1個産みます)。そうすると経済価値がなくなってしまうため、養鶏場さんでは一定期間(2年くらい)経つと鶏さんを総入れ替えするのが一般的です。しかしここの養鶏場さんでは、まだ卵を生むことができる11ヶ月で鶏さんを入れ替えることで、経済価値がある状態で一般家庭に鶏を販売することに成功しています。
オーストラリアやニュージーランドでは、ケージフリーエッグ(ケージ飼いをしていない鶏の卵)の需要が近年高まっていて、スーパーにはケージフリーエッグの方が数が多く並べられています。ケージエッグ(ケージ飼いの鶏の卵)と比べると、値段は倍くらいしているものもあった印象です。つまり、ケージフリーエッグを買おうと思うと、結構高いお値段を出さないと買えないのです。
その影響もあって、庭先で鶏を飼い自給をしている人がいるようです。意外と地元の人たちからの需要が多いそうですよっ。いつか私も鶏を庭で飼いたいな〜っ。終わりっ。
ある養鶏場さんは、11ヶ月で鶏を入れ替えするけど、その後は単にさようならではなく、趣味で鶏を飼っている地元の人たちに売っている。
— あかっぷる|家畜写真家🐮🐷 (@akapple29) February 18, 2020
11ヶ月ならまだまだ卵を産むからね。
口コミとFBでたくさん人が来るらしく、私は1週間しか滞在しなかったけど、その間にも3組、4組くらい来てたんじゃないかな。 pic.twitter.com/ELISqKxGDW
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