ガイドの伊達さんに誘われて。〜と畜場・家畜市場〜|大人の酪農体験 in 北海道十勝


複数の記事をまとめました。


先日、北海道十勝の忠類にある岩谷牧場で2泊3日の大人の酪農体験が行われました。

 

 

私が活動を始めてまもない頃、SNSを通じてある方からメッセージが。

 

「大人の酪農体験に取材同行しませんか?」

・・・

大人の酪農体験。。

 

名前だけでとっても気になってしまう。。

 

こんな名もしれない私にメッセージをくれたのが伊達さん。

 

私の第一印象は何と言ってもこのメガネ。

顔を覚えるのが大の苦手な私でも、初対面ですぐ伊達さんを発見しました(°▽°)

 

そんなこんなで半年ほど前からスケジュールを抑え、やっと今日に至ったのです!!

 

実は、私こう見えて、初めての方にお会いするのがとっても緊張するタイプ。

 

前日は知らない方々と3日も共にすることを想像すると、

不安で不安で緊張で全然眠ることができませんでしたっ!!笑

 

でもね、いつもそう。

 

いざその場になると、

人一倍楽しむタイプの人間です♪( ´▽`)

 

楽しめることはわかっているのに、どうして不安になるやら。

本当に改善したい。

 

次回へ続く☆

 

大人の酪農体験スケジュール

 

1日目

帯広空港集合

十勝中央家畜市場

と畜場

帯広畜産大学の学食で昼食

岩谷牧場

 

2日目

終日酪農体験

 

3日目

午前中酪農体験

帯広市内観光(ばんえい競馬)

解散

 

大人の酪農体験、ざっとこんなスケジュールです。

 

さて、大人の酪農体験

他の体験と何が違うのか。

 

お気付きの方もいらっしゃるかと思いますが、

それは農家さんに着く前に、市場と畜場も見学コースに入っているので、乳搾りだけでなはいディープな部分も見られるということ。

全てが真実。作り物ではありません。

 

牛ちゃんはとっても可愛いです。

ナイタイ高原の牛ちゃんたち

 

私は動物の中で1番好きです。

でも、ペットとは違って産業動物であるということ。

 

本当の意味で理解できる、考えさせられる体験です。

 

私の活動は「いのち」に重きを置いています。

改めて、考える、感じることがありました。

 

そして私、思いました。

私ができることは、興味を引くきっかけ作り。

写真だけでは絶対に伝わりません!!

興味を持った方には是非、この大人の酪農体験に参加してほしい!!

 

あかっぷるお墨付きの体験です。

 

伊達さんは多才で安心して頼れる方ですし、

 

岩谷さんご夫婦はとっても明るく、優しくお出迎えしてくれます。

 

わんこのリーブもちょっとビビりながら見守ってくれます。

 

次回は今年の秋に開催予定です。

11/9〜11/11の3日間です。

 

是非、このブログをみて興味ある!と思った方はコメント、DM、なんでもいいのでご連絡くださいね^ ^

 

大人の酪農体験のFBページも貼りますので、直接メッセージを送っていただいても構いません!

https://www.facebook.com/otorakutai/

 

では次回からやっと内容に移ります☆

 

では、やっと内容へ。笑
こんな感じでゆっくりと進みます、あかっぷるブログ。

 

1日目

さて、参加者のみなさんは、東京から飛行機でビューンと飛んでくるのですが

私は帯広に妹の家があるので前乗りしておりました。

 

私が帯広へ着くやいなや、八千代牧場に妹を連れて行き、

遠くにいる牛ちゃんを呼び寄せて、

妹に向かってドヤァーーーー!!

私は牛使いやーーーーー!!

 

血を引いているのか、牛ちゃんかわええと言ってパシャり。

ご満悦でした。

 

話が逸れましたが・・・

大人の酪農体験当日、私は一人で帯広空港までバスで向かうことに。

 

初めて乗るバスでさえもちゃんと乗れるか不安。。

ちゃんと到着できるか不安。。。

 

・・・

その不安をよそにバスは無事空港へ到着!

さむっ!!!

 

市内と空港ではここまで気温差があるのか。

 

トイレへ駆け込み、ユ◯クロのウルトラダウンを着用。笑

 

そこへ伊達さん率いる大人の酪農体験メンバーが到着!

 

誰が参加するのかも何も聞いていなかったので、一目見てホッ。

みんないい人そうだ。ふぅ。

 

途中、まーっすぐな道に立ち寄って、

(まだみんな表情が固いですねぇ)

市場へと向かいます。

 

続く☆

 

十勝中央家畜市場へ到着!

※ご指摘をいただきましたので、少し訂正してあります。

実は、私は以前ニュージーランドの市場には行ったことがありましたが

日本の市場へは今回が初でした。

牛の多さに圧倒。

全国から牛が集まって来ます。

私が行った時も茨城や群馬からの牛さんもセリに出されていました。

 

ここにくる牛の大半が、体を悪くしてしまった牛さんか、

もう乳が出なくなってしまった牛さん。

 

要するに

役目を終え、もう牧場にはいられなくなってしまった牛さんたち。

「廃牛」と呼びます。

 

酪農家さんが、「もうこの子は牧場に残すことができない」と判断すると

牛の売買・仲介をする専門の方「馬喰さん」に連絡をします。

 

そして馬喰さんが牛さんをトラックに乗せて市場へと連れて行きます。

 

そしてそこで、セリにかけられます。

この子はまだ現役だけど、なんらかの理由で他の牧場へ移動する子。

ちなみにお腹には赤ちゃんがいます。

 

牛さんにも成績があります。

これを見て、買う人は値段を決めているんですね。

 

誰かが「人間で例えるなら就活だね。」

と言っていたのが印象的です。

 

では廃牛を買う人は誰でしょう。

業者さんです。

 

業者さんが買い取って、その日のうちにまたは次の日には、と畜場へと運ばれます。

つまり、お肉になります。

 

 

私の正直な感想。

 

牛たちは、これからどうなるかまではわからなくても、

いつものおうちではないことで不安そうな顔をしていました。

目で何かを訴えているようにも感じます。

 

 

背中には番号が書かれ、商品として扱われます。

 

言葉にできない感情。

これが正しいのか、間違えなのかはわかりません。

私は、と畜場よりも市場の方が心にぐさっと来ました。

産業動物は、本当に難しい。

 

ただ、1つ言えるのは、この事実があるからこそ、

私たちは牛乳を飲み、お肉をいただけるということ。

 

私たちが生きていくには必ず「いのち」をいただかなければなりません。

「いのち」をいただいて、その「いのち」で生かされている。

 

これを知ることに意味がある。

続く。

 

市場の続き

前回は「廃牛」のお話をしましたが、十勝中央家畜市場では

もう1つ、子牛のセリも行われています。

この子たちは通称「スモール」。

 

まず牛さんには、乳用牛肉用牛がいます。

白黒の模様の「ホルスタイン種」や茶色の「ジャージー種」は乳牛。

真っ黒の牛の「黒毛和牛」や赤茶色の「あか牛」は肉牛。

 

ここにいるのはほとんどが白黒の「ホルスタイン」ということがわかると思います。

じゃあこの子たちは将来、乳を出してくれるのかあ〜

と思いますよね??

 

実は違います!!!!

ホルスタインなのに??

じゃあどうなるの??

 

結論から。この子たちはお肉になります。

 

実は、この子たちはオス

人間と同じで男の子はおっぱいは出ません!!

 

そのため、大きく育ててから、乳を搾られることなくお肉になります。

 

 

ホルスタインに紛れて、全身が黒い子もたまにいます。

この子は、ホルスタインと黒毛和牛のハーフ。「F1」と呼びます。

F1はオスメス関わらずお肉用として育てられます。

 

ちなみに私のあかっぷるという名前の由来である「りんごちゃん」もF1でした。


こんなに子牛がたくさんいるところは初めて見ました。。

 

「商品」

ということが伝わってきます。

 

衝撃的だったのはジャージー。

500円でも値段がつかず、取引が成立していませんでした。

ジャージーは体が小さいからお肉にするにはあまり適していないからということでしょうか。

やはり、経済動物ですね。

 

ちなみに、取引は全て現金。

生き物を扱っているため、いつ病気になるか、死んでしまうのかが予想できず、トラブルを避けるためだとか。

一体、何十万、いや多い人だと何百万ほど持ち歩いているのだろう。。

 

 

こうして見ていると、

生産者さんの気持ちってどうなんだろう。

ってふと思います。

私がこれまでお会いしてきた生産者さんは、みなさん愛情を込めて牛さんをお世話しています。

それがとっても伝わってくる。

だからこそ、想像しても想像しきれない。

 

 

私がアルバイトしていた時に、牛さんを見送った時は号泣でした。

ホルスタインのオスだったので、スモールに当たりますね。

すぐにお肉になるわけでもないけど、1週間しかお世話していないのにびっくりするくらい泣けました。

リッキー、ありがとう。

 

 

ちなみに、男の子のホルスタインでも“とっても優秀な子”は、お父さんになります。

選ばれしこの子たちを「種牛」といいます。

お父さんといっても自然交配ではなく、精液を採取し、メス牛に人工授精します。

 

 

牛世界の男の子は厳しいですね。

足寄町(あしょろ)に行った時に、私のマネージャーが

俺たちなんてすぐ肉だぞ。

と言われていたのを思い出します。笑

 

 

では次回「廃牛」が次に向かう「と畜場」のお話。

 

と畜場

セリにかけられた「廃牛」は業者さんによって買われ、

その日のうち、または数日以内にこの「と畜場」へとやってきます。

 

 

ここにやってきた牛さんは、命を解かれ、「お肉」になります。

いろんな工程がありますが、ざっと説明すると、

まず、ノッキングガンで気絶させます。

ノッキングガンとは、弾が出るのではなく、火薬によって鉄の棒が飛び出すもののようです。

きちんとこの目で見届けよう。と決意をしていきましたが、

その瞬間は見学するところからは見えませんでした。

 

その後放血され、剥皮に移ります。

頭や尻尾、内臓を摘出。

背割りをして、枝肉へとなります。

 

写真を載せることは難しく、絵で説明している方を見つけたのでこちらを参考にしてください。

https://itadakimasu.agasuke.net/wp-content/uploads/2013/01/usi_kaitai_jp_v01.png

 

さらに伊達さんからイメージ写真をいただきましたので、

こちらを使用させていただきます。

 

 

感想。

みなさん、淡々と素早くお仕事をしておられました。

職人技という表現をした方もいます。

その日の終わりの清掃には4時間もかけていらっしゃるとか。

 

私は以前、ドキュメンタリー映画を見ていたので

そこまで驚きはしませんでした。

映像でみたものを実際に生で見たという感じ。

 

興味のある方は「いのちの食べかた」を見てみてください。

セリフがなく、ただただ映像が続きます。

 

 

実際に足を運んでみて、

牛ってこんなにおっきかったっけ。

いつも見ている牛より、すごく大きく感じました。

 

ノッキングから剥皮の間が一番見たかったのに、きちんと見ることができず残念です。

 

牛1頭から取れる肉。

これをこんなにもと捉えるか、これっぽっちと捉えるか。

 

 

うーん、と畜場に関しては自分の表現力の無さが辛い。

 

 

繋留場やノッキングを見ていないからか、市場と畜場を見たにもかかわらず

最後の最後までは落とし込めてない感。

次回は繋留場も見学したいと思います。

 

これしか伝えられないのが悔しい。。

ごめんなさい。

 

 

と畜場といえば、「いのちをいただく」という絵本も心に響くお話です。

絵本ながらに泣けます。何度読んでも泣けます。

是非、読んでみてくださいね。

 

 

続いては岩谷牧場へ参ります!


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